ＹＹキッズクリニック 小児科

【院長略歴】

1980年　慶応義塾大学医学部卒業　 慶応義塾大学小児科学教室入局
1982年　済生会宇都宮病院勤務
1984年　都立清瀬小児病院勤務（内分泌代謝科）
1992年　同病院新生児科医長
2009年　同病院新生児科部長
2010年　都立小児総合医療センター新生児科部長
2010年　YYキッズクリニック開設

(資格、その他)

◎小児科専門医　◎認定産業医　◎小児科指導医　◎NCPR（新生児蘇生法専門コースインストラクター）
◎国内旅行業務取扱管理者　◎元慶応大学小児科客員講師

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こどもが大好きな横山先生

【横山院長一問一答】

Q  医師になられた動機をきかせてください

「私はもともと野球が大好きでして、プロ野球の選手になりたいと思っていました。様々な理由で野球選手の夢を断念せざるを得ませんでした。父の夢でもある“医師”を、父から勧められて決断しました。」

Q  開業医になることも視野にあったのですか？

「ありません。私は勤務医を貫く気持ちでいましたが、愛着のあった清瀬小児病院が廃院になったのを機に退職をしました。小児病院といっしょにやめたかったんですね。」

そうだったんですか・・・それで開業医をすることに？

「いえ、開業はするつもりではなかったんですよ。私は、旅行が大好きなので旅行会社を作りたかったんです。旅行取引主任者の資格を取り、二種免許も取ろうと準備を進めていましたが・・・私の医師仲間が強く開業を勧めてくれました。ついに現在のこの場所まで探してくれてお膳立てをしてくれたので、そこまでしてくれたらやるしかないと思いました。」

Q  医師の友達も先生には続けて欲しかったんですね。開業して3年経ちますがいかがですか？

「患者さんの距離が違いますよ、勤務医時代では味わえない感覚ですね。地域医療は人と人との距離が近いので本当に面白いです。」

逆にご苦労も多いのでは？

「病院にはあらゆるバックアップ体制がありますので、瞬時に対応が可能ですが、個人開業医は自分しか決断実行する人間はいないので、そういった怖さはあります。」

Q  先生の診療におけるこだわりを教えてください。

「“医療は楽しく”　“医療の目的はハピネス”　という二つが私のモットーです。薬は治療手段のひとつであり、大事なのはお母さんの不安を取りのぞいて差し上げることです。お母さんはやることが判れば待てます。そうやってお母さん、お父さんたちが進歩していく楽しさを感じることにやりがいを感じます。」

Q  なるほど、素晴らしいです。今後の方向性はいかがですか？

「私はこどもが好きで小児科を選びました。同じコンセプトを有する仲間はいます。そんな方々といっしょに出来る機会があれば、私のノウハウを伝えて少しでも地域の小児医療に貢献したいなと思っています。」

Q  ストレス解消法はなんですか？

「旅行と野球です。旅行は年に5～6回行きます。スタッフといっしょに泊りがけで行くことも多いですよ。野球はチームを作って試合に出ています。守備ですか？ピッチャーです。楽しいですよ(笑)」

Q  最後に患者さんへのメッセージをお願いします。

「こんな時にはこう対処すればいいというのをここに来て学んでいただくと嬉しいです。そして子供たちの、健康で元気な発達を楽しんでいただきたいと思っています。どうぞ雑談でも結構です、気軽においでください。」

先生、ありがとうございました。

【編集者のひとこと】

保谷駅北口を約10分位歩くとかわいいこどものロゴが見えました。スタッフの優しい対応が子供たちを落ち着かせます。現在ナースが5名と受付2名が交代でお子さんをケアします。横山先生は、本当にこども好きで優しいです。診察の様子は、とても親近感があります。こどもに対して時には厳しく言うそうですが、先生の眼や言葉には愛が感じられます。なにしろお母様方に一生懸命にこどものケアの仕方を教えます。不安いっぱいのお母さんも、帰りには笑顔で帰ります。お母さんと友達になって、なんでも訊けるという雰囲気を作ってあげたいと横山先生は言います。素晴らしい信念を持った横山先生には、本当にたくさんの後輩を育てて、良い小児科を拡げてほしいなと思いました。どうぞ、お母様もなんでも相談してみてください。きっと心が晴れると思います。　　(25.4.12　寺本)